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HOME > ギャラリー:整備・メンテナンス > シボレー カマロ SS 2010 LLC、パワステオイル、デフオイル交換
以前、ATF圧送交換を行った車両です。 CHEVROET CAMARO SS 2010y です。 今回はパワーステアリングフルード、リアデフオイル、LLCの交換をご依頼いただきました。 ATF交換後、オーナー様がNUTECをかなり気に入っていただき、ファンになられたようです。 今回もご用命いただきありがとうございます。 使用ケミカルはすべてNUTEC製品になります。 以前行ったATF圧送交換の記事はこちら!
まずはデフオイルの排出から。 まるで重油のようなドス黒い色になってます。(;゚Д゚) 60000km代でこの色ですから、早めの交換がいいかもしれませんね。
ドレンボルトの鉄粉です。 オイルの色が凄かったのでそれなりの鉄粉量ですね。
軽く拭うとヘドロ状の鉄粉が (;・∀・) まあ、スポーツカーですからね!
オーナー様ご希望のNUTEC NC−70 エステル系100%化学合成です。 レース使用もできる高性能ロングライフギヤオイルになります。 あの排出したデフオイルをみると、このオイル選択して正解かと思います。 純正と同粘度の75W−90です。 このギアオイルの上に、アルティメットウェポン、UWシリーズがあります。(5000円/Lです。(;・∀・) )
シリンジでNC−70を吸い上げ、注入します。
オーバーフローが止まったらフィラープラグを取り付けて交換終了です。
続いてLLCの交換を行います。 使用するのは、NUTEC ZZ−91R です。 熱伝導の向上で水温を5℃〜10℃低減できるそうですよ。 1Lボトルは透明の液体なのですが、18Lパックは青色です。 古河(KYK)のスーパーLLCの青よりは水色に近いです。 昔、古河(こが)を恥ずかしながら、ふるかわ と勘違いしてました。(笑) ふるかわ はバッテリーですね。 よく見ると、KYKですから古河薬品工業の頭文字ですね。
純正のDEX−COOLはオレンジ色です。 昔から高寿命で評判のいいクーラントですね。 ラジエターのドレンコックから排出します。
抜けるだけ抜きました。 まだ濁り、カスはありません。 LLCも消泡剤等の成分がダメになる前に交換しましょう。
リザーブタンクも取り外して中のLLCを排出して洗っておきます。
ケミテックLLCチャージャーです。 ちなみに現行モデルの2019年モデルですので、真空度98%まで負圧を作り出すことができるので、確実にLLCの真空引き充填が行えるようになりました。(メーカーいわく、LLC注入作業が60秒で終わるそうですよ!) エア抜き不要は本当にありがたいかぎりです。(お値段は少々はりますが(;・∀・) ) すでにエアーのかんだ冷却水路内のエア抜きもできます。 バモス等のエア抜きが厄介な車両も完璧にエア抜きできますね。 安値なタイプは負圧が十分作れないものが多いみたいですよ。
マイナス0.094MPaまで負圧を作ることができました。 十分な負圧です。 コックを閉じてリークチェックを行います。 リーク箇所が存在すると、正圧になりますので、針が戻ります。
ロワホースがペチャンコになってます。
アッパーホースもペチャンコ。 唯一の欠点が、古い車両等のホースが硬化しきっているものには使えないということですかね。 ちなみにペットボトルもペチャンコに潰せますよ!(笑) ゴミがかさばりません( ´∀` )(笑)
排出用と同じ容器を用意して、抜いた分よりも1L多くZZ−91Rを容器に入れます。(エアかみ防止と充填量が間違いないか確認するため。)
リークチェックはOKでしたので、コックを切り替えLLCを吸わせます。 ものすごい勢いで吸われていきます。 大気圧になる手前で止まりますので、コーンのついたホースをラジエターの注入口から外します。
ZZ−91Rがジャスト1L余りましたので、抜き取ったLLCの量を完全に注入できました。(・∀・)
口元いっぱいまでLLCが注入されています。 もう一度交換しますので、キャップを取り付けて完全暖気します。
LLCの暖気と合わせて、パワーステアリングフルードの交換を行います。
NUTEC NC−65を使用します。 一回では交換できないので、何回かに分けて繰り返し交換していきます。
完全暖気後にエンジンを止め、強制冷却してからLLCを排出させました。 左が交換後に排出したLLCです。 右がZZ−91Rの新液です。 DEX−COOLのオレンジが混ざりますので色味が黒っぽいですね。
2回目の交換です。 負圧を作り、注入します。
2回目のLLC注入中です。 グングンLLCが吸われていきます。
2回目はリザーブタンクに注入する分をプラスして、抜いた分よりも2L多く入れておきました。 2L残っていますので今回も完全に注入できましたね。
口元いっぱいまでLLCが注入されました。 あとはリザーブタンクを取り付けてLLCを注入して終了です。 今回でケミカル系はほとんどNUTECになりました。 エンジンオイルは交換されて間もないとのことでしたので、距離がきたらNUTECのエンジンオイルに交換を希望されていらっしゃいました。 いくつもの整備をご依頼いただきありがとうございました。
M's Factory(エムズファクトリー) 〒470-1101 愛知県豊明市沓掛町荒畑26-40 TEL: 0562-93-8377 古物商:愛知県第542521300900号
以前、ATF圧送交換を行った車両です。
CHEVROET CAMARO SS 2010y です。
今回はパワーステアリングフルード、リアデフオイル、LLCの交換をご依頼いただきました。
ATF交換後、オーナー様がNUTECをかなり気に入っていただき、ファンになられたようです。
今回もご用命いただきありがとうございます。
使用ケミカルはすべてNUTEC製品になります。
以前行ったATF圧送交換の記事はこちら!