ギャラリー ＵＳＦ４０　レクサス　ＬＳ４６０　トルコン太郎ＡＴＦ圧送交換｜愛知県 豊明市の板金塗装、自動車修理専門店　エムズファクトリー

走行距離６６０００ｋｍほど。

頑丈なＡＡ８０Ｅ（８速ＡＴ）でもこのあたりの距離でタイムラグ等が発生し始める距離ですので、一度ＡＴＦを圧送交換しておくと今後の持ちと燃費の改善が期待できます。

ドレンアウトします。

そこそこ色味が黒く劣化してきていますね。

オイルパンを外しました。

ミッション内部は非常にキレイです。

取り外したオイルパンです。

６００００ｋｍ走行していても、マグネットへの鉄粉の付着も非常に少なく沈殿物もないので、いかにミッションの完成度が高いかが分かります。（日本の最高級車ですからね）

オーナー様もこれを見て安心されて自宅に一度戻られました。

マグネットのアップです。

微量の鉄粉がついている程度です。

ストレーナーを取り外しました。

新品のストレーナーを装着。

オイルパン、マグネットの清掃が終了しました。

この距離であればオイルパンのガスケットの固着がないのですんなり交換できます。

固着しているとオイルパンを交換したくなります。

ミッションに組付けます。

ラジエターのクーラーラインの洗浄も行います。

アイシンＡＦＷ＋をトルコン太郎にセットします。

新油注入後エンジンをかけた状態です。

このまましばらく放置しておきます。

交換開始です。

指定量の約半分の交換が進んでいる所です。

右の廃油モニター内のオイルの色味がスッキリとしてきました。

交換終了です。

一回でほどほど新油に近づきましたね。

このまましばらく放置した後に２回目の仕上げの交換を行います。

３０分ほど経過した後の写真です。

さほど色味に変化はありませんが、オーナー様に完全に新油に入れ替えてほしいとの要望がございましたので、２回目の交換を行います。

右の廃油モニター内のオイルの色味が新油同等です。

完全に新油に入れ替えるのであれば２サイクルは回す必要がありますね。

２/３は交換が終わっている所の写真です。

交換終了です。

完全に新油に入れ替わりました。

ご要望さえあればここまで入れ替えを行います。

真夏の作業で冷却するのにとても時間がかかりました。

ＡＡ８０Ｅは真夏の日中の外気温と同等の温度がオーバーフローさせる温度の下限ですので、夕方気温が下がってから最終調整します。

ほぼ一日がかりの作業になってしまいますね。

手際よく作業をこなして基準値内の温度でオーバーフローさせます。

とてもきれいなＡＴＦですね。

比色です。

左からアイシンＡＦＷ＋の新油、オーバフローさせた現在ミッションの中を流れているオイル、ドレンアウトしたオイルの順です。

新油がほぼ空に近いので分かりにくいですが、完全新油に入れ替わりました。

ここまで入れ替えると気持ちがいいですよね。

オーナー様のこだわりです。

学習値リセット後、試運転です。

何ら気になる所もなくいいフィーリングです。

燃費の改善が期待できますね。

次回の交換もぜひよろしくお願いいたします。


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