ギャラリー ＫＤＨ206　ハイエース　トルコン太郎ＡＴＦ圧送交換｜愛知県 豊明市の板金塗装、自動車修理専門店　エムズファクトリー

走行距離３３０００キロ。

ミッション内部のクラッチ等のアタリがついて初回のＡＴＦ交換にベストな距離かと思います。

この車両に搭載されているアイシンのＡ３４０シリーズは最強の４ＡＴだと私は思います。

普通に走るだけならまず壊れませんからね（笑）

他の作業でリフトが埋まっているので今回はジャッキアップの地べたでの作業です。

まずはドレンアウト時に比色用にビンに採取します。

結構汚れてますね。

トルコン太郎にワコーズＡＴＦセーフティースペックをセットします。

ワコーズの低粘度対応スタンダードＡＴＦになります。

４速ですので純正ではＴ-�Wになり、粘度もセーフティースペックより少し高めですが、せん断安定性が強いので問題なく対応できます。（劣化しても粘度が低下しにくいため）

むしろ変速フィーリングが向上します。

セーフティースペックを注入。

トルコン太郎に接続した後、エンジンをかけた状態です。

右のクリーナーモニター内のオイルと左のドレンアウトしたオイルを入れたビンと見比べると気持ち赤みが出てるくらいです。

下抜き一回のＡＴＦ交換ではあまり意味がないことがよくわかる写真ですよね。

このまましばらく放置します。

交換開始です。

この程度の走行距離であれば当社での一回の交換で大体の車両はキレイに入れ替わります。

半分以上入れ替えが進んでいるところです。

右の廃油モニター内のオイルに赤みが出てきましたね。

あと少しで交換が終了します。

右の廃油モニター内のオイルが新油の色にかなり近づきました。

入れ替え完了です。

気持ちいいくらいに左の新油と同等の色味になりました。

真ん中のビンのオイルと見比べると一目瞭然です。

ゲージ付き車ですので、ホースを外す際に当社お決まりの比色用にビンに採取します。

とてもキレイになりました。

比色です。

どうでしょうか？

ほぼ完全、新油に入れ替わっていると思います。

やはりこの距離で一度圧送交換するのがベストですね。

今後のスラッジの発生を抑制できると思います。

試乗した感じはいたって変速はスムーズでディーゼルエンジンの高トルクをしっかりと伝達できていると思います。


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