ギャラリー KGC30 パッソ　フロントバンパー修理｜愛知県 豊明市の板金塗装、自動車修理専門店　エムズファクトリー

写真左上のあたりに割れがあるのがお分かりになりますでしょうか？
斜めに黒い傷があるのですが、傷だけではなくへこんでしまっています。

上から撮るとこんな感じです。

幸い、ロワグリル（黒い部分）には傷が入っておらず、歪んでいるだけですので修正できます。

車両からバンパーを取り外しました。

バンパーの付属部品を取り外し修理に取り掛かります。

バンパーの裏側です。

プラスチック修理用のホチキスの針のようなものを専用の機械で熱をかけ、割れている所を溶かしながら補強します。

プラスチック用の強力な接着剤でさらに補強します。

表側の割れを浅くＶ時に削り込みに先ほど裏側に使用した特殊な接着剤である程度形を作ります。

割れの補修が完了しバンパー下側に薄いへこみがありましたのでパテを付けます。

バンパーが割れていた所の写真です。

パテで歪みを修正しました。

プラサフ塗装後、乾燥させて研磨し終わったところです。

塗装に移りたいと思います。

カラーベースをボカシ塗装完了しました。

ボカシとはグラデーションをかけるように薄く塗装する範囲を広げていく技法です。
塗りなおした箇所をわからないようにするためにボカシます。

写真ではわからないのですが、パールの配合されているベージュなんですよ。

クリアーコート一回目です。

薄く均一に塗装します。

乾燥を長めに取り、２回目のクリアーコートです。

２回目は肌を作るのでしっかりと塗り込みます。

割れていた所がわからなくなりましたよね。

後は完全乾燥させて元通り組みなおします。

左フロントフェンダーのバンパー取り付け部がぶつかった衝撃で変形していますので修正します。

修正しました。

ここを直さないとバンパーとフェンダーの隙間がおかしくなってしまいます。

最近の車両は昔と違い、プラスチックのツメにバンパーをはめているだけですのでぶつけると簡単にバンパーが取れかかってしまうんです。

修理完了です。

パンパーの修理でも結構な手間がかかるのです。

当社では修理できる部品は修理します。


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